2013年8月23日金曜日

【Archive】 harumi no oyatsu

【Archive】

2011~2013 in Kariya,Aichie
焙煎工房ベアの店内スイーツメニュー「きょうのスイーツ!by harumiのおやつ」でレシピ考案、フードスタイリング担当。焙煎工房ベアオリジナルコーヒー豆保存缶2012,2013デザイン担当。


2011.11.4 in Kariya,Aichie
アート&フードイベント「ひと皿の可能性。vol.1“Flag!”@焙煎工房ベア」主催

2012.6.9 in Tokyo
「a small shop opening tea party@ a small shop」 harumi no oyatsu confiture mini限定ノベルティー制作。

2012.6.24 in Toyota,Aichie
「cafe joia 5th anniversary」5周年イベントにてharumi no oyatsu confiture °1un~°9neuf販売。

2012.7.14~7.22 in Tokyo
「土屋さやか祭り @a small shop」にてharuim no oyatsu confiture °special(蛍、装う、金魚)制作、販売。

2012.9~11月 in Nagoya
「shop 22」にてharumi no oyatsu confiture°18~°23(°22=seacret,°23=色の三原色)制作、販売。

2012.10.3~10.8 in Tokyo
「hinagiku`12~`13A/W collection“snow day” @a small shop」にてhinagiku × harumi no oyatsu confiture°26stratum(積もる01-kuri × cassis,02-kuri × kougyoku ringo)制作、販売。

2012.10.6~11.1 in Kariya,Aichie
「38人が選ぶ38冊のくまの本展@焙煎工房ベア」焙煎工房ベア38周年企画立案、展示運営。

2012.11.23 in Kariya,Aichie
アート&フードイベント「ひと皿の可能性。vol.2“Change”@焙煎工房ベア」主催

2012.12.1~12.16 in Kariya,Aichie
「ニットブランドa[スモールエー]小物展@焙煎工房ベア」企画立案、展示運営。

2013.3.29~3.31 in Nagoya
「Craft bazar Works and voices vol.0 Spring in arnika」イベントにて春のおやつ制作、販売。

2013.4.20 in Kariya,Aichie
「ケルトハープ“やなぎのなみだ”演奏会@焙煎工房ベア」企画立案、限定スイーツ“choux a la crem”制作。

2013.6.15~6.17 in Nagoya
「Craft bazar Works and voices vol.1 Summer in arnika」イベントにて夏のアジアンスイーツ制作、販売。

2013.9.13 in Nagoya
「Art&Cafe Works and voices vol.2 秋in arnika」イベントにて1日限定コンセプトカフェ“+table(クロステーブル) ”として参加。

2013.10.12~10.31in Kariya,Aichie
「コーヒーのある暮らし@焙煎工房ベア」焙煎工房ベア39周年イベント企画立案、direction、展示運営。

2013.12.7〜12.19in Kariya,Aichie
「a[スモールエー]と harumi no oyatsuの「、(てん)」展@焙煎工房ベア」a×h共同企画立案、店内メニューおやつ(新旧のおやつ色々)担当、展示運営。


+table


+table
“テーブルで交わる”



クロスオーバーして「交わること」で生まれる新しい視点と具体のクロス。


クロスワードのように「見えないものを埋める」感覚のクロス。


テーブルの上でつくり手とお客さまが双方向に交わり、五感を開放し、その時間をわかちあうクロス。






+table は、「harumi no oyatsu」による期間限定のコンセプトカフェです。
“テーブルで交わる”をコンセプトに、一期一会の食事が与える記憶に重きを置き、固有の器、カトラリー、新鮮な食材、五感、それらを重ね合わせ、その日、その時を大切にしたテーブルをご用意して皆様のご来店をお待ちしております。



参加イベント
『Art&Cafe Works and voices vol.2 in arnika 秋 』

日程 9/13(金)12:00~18:00

場所:アルニカ(名古屋市昭和区荻原町6-26)

アート展示:青木邦恵のガラスと桑山明美のメタル

カフェ:「+table (harumi no oyatsu)」

menu

・ガラス作家 青木邦恵のガラスの器に季節のフルーツを使用したアイスデザートを盛って。 「glace(グラス)」

・塩キャラメルアイスに温かいコーヒーをかけた、+tableオリジナルの「塩キャラメルアフォガート」

・焙煎工房ベアのコーヒー豆で+tableオリジナルカフェオレ「+table au lait」

・+tableアレンジコーヒー用のオリジナルブレンドコーヒー豆
「+table originalフランス語で混ぜるを意味する名の “ mélange ( メランジュ )”」

・+tableのデザートに使用するカトラリー。富山県「 FUTAGAMI 」のスプーンの販売。

※焙煎工房ベアでも、今週よりフォーク&スプーンのお取り扱いをスタートしました。店頭でご覧頂けます。
「 FUTAGAMI 」http://www.futagami-imono.co.jp/



など。




日々様々なものが交差しながら、ありとあらゆるものが生まれつづけ、届けられています。

harumi no oyatsuの活動は、人と人との間に関わり、モノに託された思いを、harumiという固有のフィルターを通し、皆様に新しい視点の想像をお届けしたいと願っています。

消費されるモノではなく、根源的な悦びと、イマジネーションを与え、身となり、骨となり、記憶として残るモノづくりを目指しています。

交わる瞬間、その鮮度を感じ、唯一無二の体感をしていただけましたら何より幸いです。



harumi



 


Art&Cafe Works and voices vol.2 in arnika 秋 2013.9/6(金)~9/16(月)

9月にアルニカvol.2 秋に参加させていただきます。

私、harumi no oyatsは、1日限定カフェ“+table(クロステーブル)”として参加させて頂きます。ご来店、心よりお待ちしております。





Art & Cafe Works and voices vol.2 in arnika 秋 

2013.9/6(金)~9/16(月)

open12:00~18:00

※休廊日 9/9、10、11、12




今回は、2人のアート作家と日替わりの4つのカフェで展示が行われます。

Art 

青木邦恵(ガラス) × 桑山明美(メタル)

Cafe

6(金)、7(土) 喫茶コバレレコーヒー・・自家焙煎オーガニック珈琲

8(日)Tea Room あるにか・・ハンドドリップコーヒー、紅茶、日本のお茶とお菓子

13(金)+table( harumi no oyatsu )・・青木邦恵の器でアイスデザートを

14(土),15(日),16(月)カフェ実十(ミット)・・旬の野菜と果物たっぷりキッシュとデザート




会場アクセス


〒466-0852

名古屋市昭和区荻原町6-26

会期中連絡先 090-6562-4906(榎本)

●地下鉄川名駅下車 1番出口より北へ徒歩8分




    

2013年8月12日月曜日

その背中、頼もしかった。

先日、なかよしの叔父から一冊の本を手渡された。

「ずっと探してた本なんだ。面白いから読んでごらん。」

表紙のイラストにまず興味をそそられ、その場ですぐに開いて読破した。

放送作家 倉本美津留さんの『明日のカルタ』と題されたこの本。

こどもが読めば、まさに明日に夢と希望を馳せるカルタだ。「君は君らしく」と背中を押される。おとなには、ちょっと喝がはいるカルタだ。「奢りや、偏見をしていないか?年だけとった大人にはなってないか?」考え方の柔軟さ、物事の本質を読み解くヒントがつまっている。


倉本さんの名前を聞いても全くピンときませんでしたが、あまりにも有名な番組を手がけている方なのだと知りました。「ダウンタウンDX」など、数々のヒット番組を作られておいでです。

生まれてから、目が見えるようになり、食べられるようになり、線が描けるようになり、歩けるようになり、会話ができるようになり、背が伸び、文字を書き、思考が出来上がっていく。


こどもからおとなになる過程、どれだけの人と接して、感じて、学ぶのだろう?

おとな料金を払うだけのおとなになっていないだろうか?

おとなだからこれはしないとか、これはこどものやることだとか、決めていないだろうか?

本当にそうだったろうか?

いろんなことを考えてはみたのだけれど...

考える前にすーっとことばが身体経験の照合をして、ストンッとお腹に落ちてもう、読み終わった時にはほっぺがくすぐったかった。


ぜひおすすめしたい一冊だ。


そして、これを嬉しそうに持ってきてくれた叔父を思い、嬉しくなった。


明日は明るい。
今日よりもっとだ。
あちこち向いて歩こう。


その背中、頼もしかった。

ありがとう。


harumi





2013年8月9日金曜日

実りしもの。

2011年、実家に戻ってから毎年8月、
通う場所がある。

愛知県豊明市のぶどう農園「ツィプレッセン」さんである。

独自の研究により、減農薬によるぶどうの栽培を試みている。

彼の眼差しはいつも眩しい。

かっこいいから、流行りだから、無農薬。そんな簡単にはいかない。

365日記録の日々。
一生をかけて実りしものを探求する。

過去の記録の積み重ねが、彼に閃きと挑戦と、かすかな希望を与える。

わたしがお菓子作りをはじめた時、一番に師匠に教わったこと。「お菓子は素材が60パーセントよ。」彼女のポリシーだ。一般家庭で使用するもの、いや、その後で勤めたどこよりも、彼女の素材へのこだわりは強かった。その素材はまず市場には出回らない、希少で固有なものであったからだ。

その影響は、お菓子づくりに留まらず、好きになったモノが生まれる現場や、そのものづくりの人に会いに足を運ぶわたしの小さなポリシーとなった。

現場には、そこにしかない確かなものがある。リアルと幻想。モノに託された、その記憶をリレーしたいと思うようになったのだ。

そしてまた、今日も西へ東へ
次の実りしものに会いにいく。


harumi